Appleから iPod Shuffleが発表されましたが、僕はどちらかというと同時に発表された Mac miniに興味がある。
iPod Shuffleはたぶん、HDD搭載のiPod/iPod miniとの差別化をまずサイズで図ったのではないかと思う。可能な限り小さくした結果、液晶画面も小さくせざるを得なくなって、小さい画面で納得のいくユーザーインタフェースのデザインはできないと判断して液晶を取っ払った。液晶を使わずにどうやって512MB/1GB分の音楽を選ばせようかというところで、さらにユーザーが音楽を選ぶ動作も取っ払った(完全に、ではないにしても)。実のところシャッフルって逆転の発想というか、iPod Shuffleはシャッフルというスタイルから生まれた製品ではないはず。
あとiPod Shuffleを見ていると、ケーブル類が非常に気になる。本体が小さいから余計強く感じる。ネックストラップとイヤホンのケーブルの邪魔くさそうなこと。これはポータブルオーディオ全部に言えることではあることなのだけど、Appleならもうちょっと何か考えてくれても良かったんじゃないかな。イヤホンにFMで飛ばすとか。ブルートゥースで飛ばすとか。もうちょっと洗練されたビジュアルを見せて欲しかった。
で、非常に気になるMac miniの方なんですけれども。小さい!(実物を見たことはないけど)身近な物で比較できないかと探してみて、今DVDのトールケースの高さを測ってみたらおよそ19cm。Mac miniの一辺は16.5cmというからさらに小さいわけだ。もうひとつ、プレステソフトR4(リッジレーサータイプ4)のジョグコンセットの外箱は18cmx18cmx10cmでした。ま、R4ジョグコンセットがお手元にある方あまり多くないでしょうけど。
確かにスペック上の不満とか、税込み58590円は本体のみの価格であるとかいう点で商売上手な感じはします。
アップルストアのサイトで僕が必要を感じたBTOオプションをつけてみたところ、ベースモデルはCPU1.25GHz/HDD40GBの低価格モデルで、メモリを256MBから512MBに増設、AirMac Extremeカードを増設、有線キーボードとマウスをつけて計税込み83160円でした。あとiWork'05も欲しいからプラス8190円。そうなると結構な値段になってしまいます。
でもなあ、小さいってのが何にも代えがたいアドバンテージだよな。Windowsマシンをすでに持っていて、Macも欲しいけど値段がちょっと、という人つまり僕なんですけど、そういう人にとっては非常に悩ましい製品であることに間違いないでしょう。
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