ロサンゼルスで開催されている世界最大(たぶん)のゲームショー「E3 2005」でSCEが「PLAYSTATION 3」 を発表しました。先だってマイクロソフトが「XBOX 360」を発表していましたし、任天堂も次世代機「Revolution」 についての情報を公開しました(発表はまだ)。
PS3、XBOX 360共にスペックを公開していますが、僕にはもはや何がどうすごいのかよくわかりません。まあたぶん、 今現在存在している最高レベルのフルCG映画と同じクオリティの映像でゲームが遊べるくらいの性能はあるはずです。というかなきゃだめです。
とはいえ、「次のマシンはこんなに高スペックでこんなにきれいな絵が出ますよ」とか言われて感心したり、 実際その映像に見入ったりしてるのって結局大人だけ、ってなことになってないかな。 まだショーで初お披露目という段階ですから子供がどう感じるかなんてわかりもしないですけど、例えばPS3なりXBOX 360なりをHDTVにHDMIケーブルでつないで、 無線LANでネット接続して5.1チャンネルサラウンドスピーカーの真ん中でゲームを遊ぶ子供とか想像がつかない。まあ、 子供たちは見た目だけでなく本質的な面白さを見抜く能力があると思ってるので、 スペック競争だとかはまあ大人の皆さんでやっててよろしいんじゃないでしょうか。
作るのも大人の皆さんだから、大人のためだけにゲームを作るなんてことはやめて欲しいですけどね。
作る側もますます作業が過酷になるというか、一作品にかかるボリュームの肥大化が進むでしょうから、大変ですね。
僕の中でゲームを遊ぶ楽しさよりも作る楽しさの方が重きを占めるようになってから結構時間が経ちましたが、さて、 この最新鋭のハードでゲームを作ってみたいと思うか? と自問してみてもイエスという答えが全然出てきません(実際その機会があるかという点はさておいて)。
ITmedia GamesでE3関連のニュースを読んでいたところ、 サイドバーのトピックスにはこんな記事がピックアップされていました。
1チップMSX、ケータイ用MSXアプリ発売へ――MSX WORLD 2005
時をほぼ同じくしてそれぞれ待望の発表がなされる新旧マイクロソフトハードウェア。僕だったらMSXの方にグッと来てしまうよ。
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