やっぱりワゴンは広い。当たり前だけど。本を売りに行こうと思ってワゴンを借りたのだけど、100冊ほど、紙袋3つとダンボール箱1箱、まあこれくらい軽でも普通に収まっちゃったりするんだけど積み込んでみる。うーむ。ラゲッジスペースが広すぎて、固定しないと絶対倒れる。これだけ積んでも余裕ということは、僕の生活においてはステーションワゴン不要論が台頭してくる。例えば今後自転車を始めて、どこか走りに行こうかというときにこれくらい広いと車内に自転車が積めるので便利だとは思うけど、きっと自転車ですら後席を倒せばコンパクトカーで大丈夫なはず。ラゲッジスペースが比較的狭いとされているインプレッサスポーツワゴンだったらもうちょっとフィットしてくるでしょうか。それでも広いと思うけど。
ワゴンタイプではあと後ろの見切りがちょっと心配だったのですが、これは特に問題なし。とはいえバックで駐車するときの距離感は全くつかめませんでした。ワゴンとはいえリアのオーバーハングはそれほど延長されていないような気がします。車止めに当たる前に止めて、降りて確認してみると30センチくらい手前だったりしたし。
本を処分して目的を果たしてしまったのであとは走り回るのみ。走りに関してはランサーエボリューションのベース車だから「腐ってもランサー」だろうという期待があります。ただインプレッサWRXのベース車インプレッサに対しては「確信」に近いものを持っているのだけど、ランサーに対しては「淡い期待」程度になってしまっている。
結論から言うと、意外というか、期待通りというか、かなり楽しい。念のため言っておくと僕はランエボを運転した経験はないし、インプレッサもない。なのでそれらの車と比較してどうこうというわけではないのであしからず。
というかね、一般的な道路を走らせるならこれっくらいのパワーで充分だと思うんですよ。1800ccで110馬力ちょい、トルク15kgmくらいで。
この車もCVTで、前回乗ったティーダとエンジンパワー、トランスミッションの構成がかなり似ているのでついつい比較してみたくなってしまう。
ティーダは1500ccなのに新型エンジンだけあって1クラス上に匹敵するスペックを持っていますね。うちの父親はP10プリメーラの1800ccに乗っていてティーダに興味を持っているのだけど「買うとしたら1800だな」と言っています。つまり今乗っているプリメーラと同じくらいのパワーは欲しい、という思いがあるのだろうけど、僕はいつもそれに対して「1500で充分だと思うよ」と言っています。言うまでもなく、ティーダのHR15DEエンジンは1世代前の1800ccクラスに匹敵すると思っているので。P10時代のSR18DEは3世代くらい前のエンジンだからなおさら。
ランサーワゴンTouringは1800ccの4G93GDIエンジンに6速マニュアルモード付きCVT「INVECS-III」の組み合わせ。DレンジではさすがCVTで、普通に運転していると加速時であっても1500~2000回転くらいまでしか使わない。
発進からアクセルの踏み込み量をずっと一定に保っていれば滑らかで連続的な加速という印象なのだけど、例えば40km/hくらいで一回アクセルを抜いてしばらく惰走したあと60km/hまで再加速、などという場合にちょっともたつき感があるかな?と感じました。気持ち多めに踏み込んでやらないと期待通りの加速をしてくれないような感じ。マニュアルで言うと、3速で40km/hまで加速したあと5速まで上げちゃって、そのあと60km/hまで加速しようとした時に5速のままアクセル踏み込んで「あ、いけね5速に入れてたんだった」と4速に落とす時のイメージ。
でもこのへんってCVTの制御アルゴリズム如何によってどんどん洗練していける部分ですよね。期待してます。
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