この連休にレンタカーで乗った車は三菱 ランサーワゴンでした。
本当はインプレッサスポーツワゴンに乗りたかったのだけどWeb上で予約したり、それが借りる2日前だったりして、車種指定ができるかどうかさえわからなかったのでもうこれは運試しだと思ってハラハラドキドキ当日を待ったのでした。
今回借りたのはオリックスレンタカー。インプレッサスポーツワゴンはRVBクラスで、インプレッサなら大当たり、ウィングロードだったら小ハズレ、カローラフィールダーだったら大ハズレ、いやあくまで個人的な思い込みですけどね、そんな状況で、お願いだからカローラ一族はやめてくれと祈りながら店に向かったところランサーワゴン。
ランサーワゴンはRVCクラスと、ワンクラス上の車種なのでまったく予想していませんでした。でもすごく嬉しい。小当たりだ。それもインプレッサに肉薄するレベルでの小当たり。
僕の志向としては、トヨタは嫌いでトヨタ車を運転している自分をイメージできない。日産は乗り慣れているのであえてレンタカーで選ぶ理由がない。スバルとマツダは走りの良さにかなり期待している。といったところで、三菱の車って今ひとつイメージとか期待とかがなかったんです。ただ、経営が苦しい今の状況にあって、車自体は悪くないと思うんです。現状のマイナスイメージさえ払拭できればもっと大手を振って良い車だよって言えるのだけど、それ以前に僕は三菱車に乗ったことがないので、まずは自分で三菱車の印象をはっきり持っておかないと、と思っていたところなのです。
でまあ、三菱車を初めて運転することになった。ランサーは今年1月にマイナーチェンジを受けているけれど、その前のモデル。いわゆる「ブーレイ顔」のフロントマスク。僕この顔好きですよ。
今回のグレードは「Touring」。1800ccのGDIエンジン4G93に6速マニュアルモード付きのCVT「INVECS-III」の組み合わせ。さらに「おっ」と思ったのは15インチのタイヤと前輪ベンチレーテッドディスク、後輪にもディスクブレーキが装着されているところ。5ナンバークラスのワゴン車は後輪リーディングトレーリングと相場が決まっている、という考えは古いのでしょうか。
ただあいにく走らせて最初に違和感を感じたのもブレーキ。ティーダを運転した時にも思ったけど、最近の車ってみんなこんななの?少なくともこの前まで乗っていたヴィヴィオと同じイメージで踏むと急ブレーキになる。百歩譲ってワゴンということで荷物満載フル乗車時のことを考えたセッティングなのかもしれないけれど、それにしてもなあ。もしかしたら、停車しているつもりが踏力の低下+クリープ現象でズルズル発進してしまわないようにとの考えなのかもしれないけど、それにしてもなあ。
第一印象としてはそれ以外特に不満のない走り。
あ、そうそうまず自然なドライビングポジションが取れたのが嬉しかったです。身長185cm、体重70kgのヒョロ長体型なので、まずこれが一番苦労するんですよ。大抵の車はシートを一番後ろにして座面を一番低くしてチルトステアを一番上に合わせないとハンドルとひざの間に隙間がない。すると腕が伸び気味になるのでシートバックを立てる。かなり姿勢いいですよ。車によってはどうやってもハンドルと右ひざが常時接触してたりします。この前代車として借りたミラとか。
ランサーはそんなことなくて結構融通が利きました。まあ単純にコンパクトカーには乗るな!ってことなのかもしれん。
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