S字カーブ

「大東京トイボックス」第2巻

僕が今唯一読んでる漫画と言っても過言ではない。

というか読みたいけどなかなか手を出せないってだけなんですけどね。でもこれだけは欠かさず読んでます。第2巻が出ました。

ゲーム会社への就職を本気で考えていた僕にとっては琴線触れまくり。読むと、なんか作りたいなーっとふつふつとしたものが沸いてくる。なんであの時もうちょっとがんばってみようと思わなかったんだろう、とか、どうでもいいことまで浮かんでしまう。

ちなみに「大」のつかない前作、「東京トイボックス」全2巻も新装版としてバーズコミックスから同時発売。1巻は持ってたけど「東京～」1・2巻と「大東京～」2巻まとめて買った。

「大東京～」の第2巻を読み終わった後で「東京～」の第2巻を読んだのだけど「あれ?」って思った。デジャブ?

あーそうか。再起動か!そういうことか!
東京トイボックス 1 新装版 (1) (バーズコミックス)
東京トイボックス 2 新装版 (2) (バーズコミックス)

Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~

特につながりがあるとも思ってなかったのだけど、この本の執筆陣7名のうち、3名の方のブログが僕の巡回サイトに入っている。

一番ためになったのは実は巻末の記事「執筆陣に聞きました!」だったり。それぞれの方が使っている道具、平均的な一日の時間の使い方、情報整理の仕方、など。こういう人たち(というくくり方は良くないと思うけど)は個人的な作業の時間をどうやって捻出しているのだろうと気になっていたのだけど、自由になる時間は普通に3,4時間くらいだったりして、やっぱりライフハックで効率的に活動することが大切なのだろうね。

布留川英一 "WILLCOM 携帯アプリプログラミングブック～WS003SH/WX310SA/WX310J 対応"

今日たまたま知ったのだけど、もうすぐ発売予定。

同氏著 "MIDP2.0 携帯Javaアプリ開発ハンドブック―M1000/702NK対応"は既に手元にある。WILLCOMのJAVAアプリはMIDP2.0準拠なので、こっちだけあれば事足りるんじゃないかな、などと思いつつ。W-ZERO3用アプリを.NET compact frameworkで作りたいのならば買って損はないかもね。とりあえず僕は「即買い」の雰囲気ではない。けど、チェックは必須。

吉田典生 "部下力 - 上司を動かす技術"

上司への愚痴が酒のつまみになっている人は読んで損はないかも。

とはいえ、この本で言ってることを自分なりに要約してみると、「上司と上手くコミュニケーションを取りましょう」ということで、一言で言えてしまう。もちろんコミュニケーションを上手く取るためにはいろいろ知識として知っておくべき事柄があって、そのへんのことが紙面を割いて書いてあるわけであります。まず自分が部下としてどういう性質を持っているか、また上司はどんなタイプかを把握するということ。その上で、どうやって接していくのがいいのか。これについての記述がほとんどです。

まあ、上司と部下だからといって何か特別なコミュニケーション術があるというわけでもなく、あえてひとつ挙げるとするならば「上司には上司としての体面がある」ということくらい。言い換えれば、上司の顔を立てつつ上司を教育していくのに必要なのが部下力である、と言えるかもしれません。

でも日本の対人コミュニケーションって基本的に「相手の顔を立てつつ」だから、そういう意味ではこれも特別なことではないのか。

あとはそうですね、上司が変わらないようだったら自分が変わらないといけない、部下が上司を変えていかないといけない。なんかそういう意識付けのきっかけを作るにはいい本と言える。

Joel Spolsky "Joel on Software"

断言しよう。この本は、プログラマをはじめとしてソフトウェア関連の仕事をしている全ての人(プログラマ、マネージャ、営業、テスタ、テクニカルサポート、コールセンターのオペレータなどなど、とにかくみんな)、必読です。

とりあえずジョエルテストで自分の職場は何点かな、と計算してみるといい。うちの会社は何点くらいかな、5点くらい取れてる?

僕みたいなへなちょこプログラマは「やさしい機能仕様」、「やさしいソフトウェアスケジュール」なんてとても参考になる。数ページ程度の記事なのだけど、正直、それだけで充分じゃないかと思う。それから、「下っ端でも何かを成し遂げる方法」も特に下っ端は読んでおくべき。

「射撃しつつ前進(Fire and Motion)」は、Joel on Softwareでこの言葉を知って、以来僕の座右の銘ともなるほどに感銘を受けた。

"Fire and Motion"を最初に知ったのは、Web版のJoel on Softwareだった。書籍版は基本的にWeb版の記事を若干修正、編集しただけなので、書籍を買わずともWebサイトに行けばほとんど同じ記事を読むことが出来る。(しかも日本語翻訳版もある)
http://www.joelonsoftware.com/
http://japanese.joelonsoftware.com/

ちなみに、そもそも"Fire and Motion"とJoel on Softwareを知ったのはRadium Software Developmentというサイトで、SCEIでゲーム制作をしている方が運営している。ここもプログラマとして参考になる記事が豊富で大好きなサイトだ。
Fire and Motion (1): http://www.radiumsoftware.com/0402.html#040205
http://www.radiumsoftware.com/

雑誌"InRed"今月号の表紙が小泉今日子とYOU

http://tkj.jp/inred/index.html

今日、駅構内に貼ってあった大判ポスターを見て読みたくなった。女性誌だけどね。

YOUってすごく良い立ち位置にいると思う。

付録とかどうでもいいんで中身だけ読ませてください。

ビジョメガネ

昨日偶然こんな本の存在を知ってしまったが最後、これだけはスルーするわけにはいかなかったわけですよ!

というわけで今日は本屋を3軒はしごして入手。

「デジモノステーション」という雑誌の連載を再編したものだそうです。こんなニッチな企画が4年も続くというのはなんとも素晴らしい事でありますがもしかしたら最早ニッチではなくなってきているのですかね。

今回の写真集には連載時未収録の写真も掲載されているそうですが、巻末には収録タレントのプロフィールとともに雑誌連載時のページも載っている。それを見ると、雑誌にしか掲載されていないショットもあるようで、うわーこれが観たいよ!という写真がいくつかある。残念。あと、今回収録の16名を含め連載で登場した全45人のリストも載っているのだけど、順次書籍化されないかと相当期待したい。特に田中麗奈。

ちなみに「デジモノステーション」今月号(amazon)の46人目は小野真弓。

それにしても今回収録された16人の中でも小西真奈美と加藤ローサ。何はなくとも小西真奈美と加藤ローサ。何はともあれ小西真奈美と加藤ローサ。小西真奈美のページを開いたその時、iTunesからは絶好のタイミングでくるりのニューアルバム"NIKKI"(amazon)から[お祭りわっしょい]が!ワショーイ!小西真奈美ワショーイ!

ネタですごめんなさい(でも思わず[お祭りわっしょい]をかけたのは本当)。

巻末プロフィールを見ると小西真奈美は視力左右とも1.5なのだそうだ。残念(何が)。加藤ローサは左右とも1.0、かと思ったらあれ?前のページには0.1って書いてある。どっちかしら。メガネ本としては痛い誤植だ。

組込みプレス

もうそろそろVol.2が出るらしいけどVol.1([Startup Issue]とある)を購入。「1冊まるごとビギナーズスペシャル!」とのことで、ハードウェアのことを全く知らずにPCで完結するプログラミングしかやってこなかったのに今はなぜか組込みの仕事やってます。という僕のような人にピッタリ。

そういえば、初めて仕事として書いたプログラムがPICのアセンブラだった、という予想すらしていなかった(そもそもPICを知らなかった)出来事からもうそろそろ1年ですね。今はまた別の仕事だけど組込みだし、たぶん仕事としてはしばらくこっちの流れで行くんだろうな。

初めてのPython

初めてのPython 第2版が出ていた。日本語のPython解説本の少なさは泣きたくなるほどなのだけど、その代わりJava本みたいに迷う必要がなくていい。

Pythonが使えるようになって、その後Common Lispとか使えるようになったらめちゃくちゃニッチなプログラマーになれるなー。C++もJavaもVBもPerlも書けない代わりにPython、Common Lisp、PICアセンブラが書けるプログラマー。かっこいい。